睡眠時無呼吸症候群1

睡眠によって、機能のおおくが低下または小休止することになります。大脳機能によって、意識、知覚、意志などの消失がある。呼吸は少なくなり深くなります。通常女性のおこなう「胸式呼吸」になり、脈拍がへり、血圧は低下します。さらには、酸化作用がさがり、炭酸ガスが少なくなります。眼は、上外回転、瞳孔縮小します。腱反射低下、外分泌腺(涙・鼻・唾)の機能低下があります。しかし消化管・腎泌尿器系はやすみません。筋緊張低下しますが、肛門括約筋・膀胱括約筋などは、緊張を保持します。


 睡眠時にともなう変化をいろいろとあげました。機能低下があることはたしかなので、どこから病気とみるか判断に苦しむことがあります。
 睡眠中の無呼吸については、保険診療の上でも活用できることがありますが、それぞれの医療機関で異なることがあります。ここでは「あおぞら診療所いまい」(耳鼻咽喉科・アレルギー科)がおこなっている手順を紹介いたします。

@これまでの経過把握
A鼻・咽喉の診察
B赤血球550万以上の方急ぐ
C睡眠中の呼吸把握のため、「携帯型簡易検査器(スマートウオッチほか6種あり)」をわたし、一晩装着してもらう。保険適応。
D持続陽圧呼吸療法(CPAP− continuous positive airway pressure)。前項の検査で「無呼吸低呼吸指数40以上」適用。または、指数20以上でも、重篤な訴えあれば適用。
Eどのくらい継続するか、いつ離脱できるか。


 月1回診察。血中酸素濃度測定。年2回スマートウオッチによる睡眠時呼吸チェックなど行う。7年間30人かかわったがひとり離脱。なかなか難しい。
(協力:フィリップス・レスピロニクス)

 

 河原田 和夫
 長野市 あおぞら診療所いまい